2015年1月25日日曜日

[JPA]ElementCollectionとCollectionTableアノテーション

JPAのEntityクラスに基本型のCollectionやListの属性を定義する場合は、ElementCollectionアノテーションを使用する。

ElementCollectionをつけることで、基本型(Entityじゃないクラス)をもつCollectionやListの属性を別のテーブルに保存してくれるようになる。
CollectionTableアノテーションを使うと、保存先のテーブルの名前などをカスタマイズできるようになる。

Entityクラスの定義です。ソースコードが長くなると見づらくなるので、JPAのアノテーションはpublicフィールドに設定してアクセッサは定義していません。
@Entity
public class User {

    @Id
    @GeneratedValue
    public Long id;

    public String name;

    @ElementCollection
    public Set mail;
}

上のEntity定義の場合、CollectionTableアノテーションを使用していないのでデフォルトの定義でテーブルが作られます。
テーブル名は、親テーブルのテーブル名とその属性の名前(user_mail)となり、カラム名は属性名(mail)となります。


テーブル名を変更したい場合には、CollectionTableアノテーションのname属性を使用します。
カラム名を変更したい場合には、Columnアノテーションを使用します。