単純にDBに接続したいのであれば、この実装で十分可能。ただし、この実装だとgetConnection()を呼び出すたびにデータベースとの物理接続が行われて性能面に与える影響が大きくなる。
実業務では、こんなコード書くことはまずないと思う。
OracleDataSourceに接続情報を設定
この実装は、TYPE4(thin)ドライバを使用している。URLの記述形式は、Oracleのマニュアルを参照するとよい。
// OracleDataSourceのインスタンスを生成 OracleDataSource dataSource = new OracleDataSource(); // URLを設定 dataSource.setURL("jdbc:oracle:thin:@localhost:1521:xe"); // ユーザ名、パスワードを設定 dataSource.setUser("hoge"); dataSource.setPassword("hoge");
データベース接続(java.sql.Connection)の取得
getConnection()を呼び出すことによってデータベース接続を取得する。getConnectionは、javax.sql.DataSourceインタフェースで定義されているメソッドとなっている。
// コネクションの取得 Connection connection = dataSource.getConnection();
SQLの実行
JDBCで提供されているインタフェースを使ってSQL文を実行する。この実装は、DBにつながったことを確認するだけなので簡単なSQL文を実行しているだけ。
// JDBCのAPIを使ってSQLを実行する。 // 実行結果として標準出力に「result = 1」と表示される。 PreparedStatement statement = connection.prepareStatement("select '1' from dual"); ResultSet resultSet = statement.executeQuery(); while (resultSet.next()) { System.out.println("result = " + resultSet.getString(1)); }