現時点では、Intellij11.1のEAPにしか対応していないので、Intellij11.02ではなく11.1のEAPを導入しておく必要があります。
プロジェクトの作成手順などは、Kotlinのサイト(下のリンク先)の動画を参考にしたら割と簡単に出来ると思います。
http://confluence.jetbrains.net/display/Kotlin/Welcome
では、上の動画を参考にプロジェクトを作成して、Hello Worldを動かしてみましょう。
Kotlinプラグインと、ライブラリのダウンロード
プラグインとライブラリは、github(https://github.com/JetBrains/kotlin/downloads)からダウンロード出来ます。ダウンロードしたプラグイン(解凍して出来たKotlinディレクトリ)は、Intellijのプラグインディレクトリにコピーします。
macの場合:~/Library/Application\ Support/IntelliJIdea11
Windowsの場合:USER_HOME/.IntelliJIdea11/config/plugins
ライブラリは、任意のディレクトリに解凍しておきます。
Javaプロジェクトの作成
new projectから新しいプロジェクトを作成します。Javaのプロジェクトとして作成してあげたらいいので、特に迷うことはないと思います。Kotlinのソースコードファイルの生成
ソースコードディレクトリで右クリック→Newとすると、下の画像のようにKotlin Fileが選択出来るようになっています。これが出てこないときは、プラグインがうまく適用出来ていないので、Settingsからpluginが適用出来ているか確認してみた方がよいでしょう。
Kotlin Fileを選択すると、下の画像のようにファイル名を入力するダイアログが表示されるので、
ファイル名を入力してOKとしてあげましょう。なお、ファイル名には拡張子を入力する必要はありません。
Kotlinライブラリの設定
初めてKotlinのソースファイルを作成すると、Kotlin Runtimeをセットアップしてねとのバーが表示されます。下の画像のように、ライブラリパスを設定するダイアログに一番最初にダウンロードして解凍したKotlinライブラリのlibディレクトリのパスを設定してあげます。
Hello Worldを出力するコードの作成
http://confluence.jetbrains.net/display/Kotlin/Welcomeを参考にして作成します。作成したソースはこんな感じですね。
fun main(args : Array<string>) { println("Hello World") }
実行してみよう
右クリックで表示されるメニューからrun namespaceを選択して実行してみよう。なお、packageを定義しているとrun パッケージ名とメニューに表示されます。
実行した結果、下の画像のようにコンソールにHello Worldが出力されたら実行成功です。